赤鬼亭のいつもの漂泊自転車

長年やってきた好きな自転車に関することを主に、彷徨いつつ漂うがごとくにグウタラ書き連ねています。

2019年11月

TOEI  シクロランドナー 32B
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グランボア(TOEI) 二ベックス 42B
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AlexSinger HURET LUXE TOURING 32B
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SW・WATANABE(渡辺捷治製作所)CAMPAGNOLO NUOVO RECORD 23C
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SW・WATANABE デモンタ  CAMPAGNOLO NUOVO SUPER RECORD  26C
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TOEI  HURET ALLVIT  38B
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ZEPHYR(TOEI)  HURET  ALLVIT 1Type    32B
魔物ゼファー石原

AKAONITEI・赤(FUTABA+SW・WATANABE)SIMPLEX  LJ1000  42B
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AKAONITEI・青(SW・WATANABE) SHIMANO DURA-ACE  26C
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赤鬼亭号2台

SW・WATANABE   CAMPAGNOLI CENTAUR   28C
。霞ヶ浦

TOEI    SIMPLEX  LJ4000  32B
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TOEI    SIMPLEX  SLJ5500  36B
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BS・MOULTON
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VOGUE  CAMPAGNOLO  VELOCE  28C
2013年1月20日 005



陶芸家 板谷波山 を創立者とする「東陶会」(1927年創立) の展示会に行ってまいりました。会場は日本橋小伝馬町の小津和紙本館ギャラリーです。親しい自転車仲間である大髙正希さんが東陶会のメンバーで、毎回案内をいただいています。
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今回は、いつもの作品展示以外に、特別企画として「あそび心のぐいのみ展」をやっており、大髙さんは自転車のヘッドラグを題材にした「ぐいのみ」を出されていました。これが、ランドナー(だけに限りませんが)と呼称される自転車好きの連中には堪えられないものであり、会場で待ち合わせた仲間のうち何人かは我が物としていました。
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実際の自転車のヘッドラグはこれです。
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この形を焼物にしたのですから大変でしたでしょう。大髙さんも苦労したとおっしゃっていました。東陶会展は今週30日土曜日まで開催されています。日本橋からも至近です。

大髙さんの主作品はこちらです。
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食が済んだら目の前の妻沼の聖天様です。正式山号は「妻沼聖天山 歓喜院」です。高校卒業まで足利に住んでおりましたので、通学自転車の丸石ヤングホリデーでよく遊び(中高生の感覚)に行ったものです。その頃は実に賑やかでした。太田の子育て呑龍様(義重山大光院新田寺)とハシゴしていましたが、本来の目的は熊谷駅近くの田島輪業さんにお邪魔することでした。田島のおじちゃん、おばちゃんはご健在でしょうか。もう半世紀以上経過してしまいました。懐かしさでいっぱいです。
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やけに真剣に子細に自転車たちを見ている方がいますね~
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で、いよいよラットエンジニアリングさんです。
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しかしマア、冒頭に記したとおりです。ラットエンジニアリング高橋さんの仕事はとてもじゃないですが、言葉や文章では表わせるものではありません。工房見学を受けいれてくださっています。機会がありましたら、イヤッ違う、その機会を作られてご覧になることをお勧めします。

妻沼からの帰路、利根川土手上からは(誰でも見分けられる山としては)赤城山、榛名山、浅間山、荒船山、両神山。子供の頃から馴染みのある山としては太田の金山、足利の大岩山、両崖山、山王山などの眺望を楽しみました。高曇りのお陰でした。

第4日曜日恒例のSLTMに参加してきました。今回のテーマは妻沼にある「ラットエンジニアリング」http://www5e.biglobe.ne.jp/~team-rat/ にお邪魔して、工房主の高橋さんのお話を伺うミニ遠征でありました。高橋さんのお仕事ぶりはブログを見ていただくに限ります。その一端を述べるのさえお手上げです。スゴイナ~ということです。言い尽くせないのです。
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先ずは、雨模様のなか8時半までに「さきたま古墳公園」に集合です。守谷からだと一般道で2時間半から3時間弱かなと見当を付けていて6時に出発したら、途中圏央道を使ったせいもあるけれど、1時間半で着いてしまいました。一番乗りでした。自転車走りでは後塵を拝しているので、やる気を見せたということです。とうてい自慢にゃならない。定刻までに全員が集まってきました。今回の参加者は15名でした。出発前打ち合わせのさらに前、メンバーの淹れてくれる珈琲をいただきます。まだ小雨降る寒い時間帯ですから、ありがたい嬉しいことです。
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一服済んで、今日の行程の細かな説明のあと古墳群の見学です。こんな天候のこんな時刻ですから、ほとんど人はおりません。古墳群中でもっと高い丸墓山古墳に登ります。歩いているところは、のぼうの城で有名になった忍城水攻めの際の堤跡です。攻城指揮を執った石田三成から「石田堤」跡と呼ばれています。このあと稲荷山古墳に上がりました。
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なかなか前に進めないですね。とにかく弱くても雨は雨で、おまけに氷雨ですから走ろうという気がおきないのです。今の時期に風邪引きたくはありません。古墳公園の見学が済んだら次は「古代蓮の里」です。それも済んだら利根川を目指します。利根大堰に設けてある魚道の見学です。
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上から見た魚道は、地下に行くと真横から見ることが出来ます。先週は多かったらしいのですが、この日は1匹の魚影を見ただけでした。見学中に雨の懸念がなくなったので、このあと近くの見沼元圦公園に移動し、いよいよ自転車です。
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上の写真の先にはグライダーのメッカ・妻沼滑空場があります。日本学生航空連盟に所属する各校の学生諸君はみなここで飛び立っているわけですね。
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いよいよ妻沼です。刀水橋の手前で土手上から市内に下りていきます。昼飯はあらかじめ予約してある妻沼名物「小林寿司店」の稲荷寿司です。
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これを各自受け取って、折良く開いていた聖天様そばのお休み処で賑やかな昼食です。ちなみに土手の眺めのよいところか途中にある東屋を予定していたそうですが、濡れていて。使えませんでした。
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こちらのお休み処「めぬま館」は週末と祝日にしか開いていません。

第1弾の書き込みはこれにて一旦終了~続く~

これはハンドルバーエンドに差し込んで使うバックミラーです。横に付けるからサイドミラーかな。フランスの CYCLES BERTHOUD 製で、日本では京都のアイズバイシクルで扱っています。しっかりした作りで、重さは約50gほどです。この手のパーツとしては少し重い感じがします。各社からもっと軽いプラ製の製品がいっぱい出ていますが、旧パーツ好きな方には黒プラのチープな製品は嫌われる傾向があります。 
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ここ数年は自転車に乗りながらの後方確認に自信を失ってきておりました。若いときのようには首は回らず、視野も狭まっています。そんな事情もあり、これは確認出来てないなあと思えば躊躇うことなく自転車を止め、足を着いて振り向いて確認するようにしていました。単独走行ならばそうそう問題も生じないのですが、仲間と走っているときには列になっていますから、振り向いて僅かでもバランスを崩したり、急に止まるような愚をおかすとたちどころに迷惑が掛かります。危険でもあります。このミラーは万能ではありませんが、自分の後方の安全確認や仲間との距離を見るのに役立ちます。後方からの自動車等の接近も掴めます。今は無くてはちょっと困る、あるとそれなりに助かる、というものになっています。
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自転車関係の新製品を目にする機会は、サイクルショーやパーツ展示会などあり、面倒がらずに足を運ぶと便利なモノに出会うこともあります。まあ本音を言うと、私にとっては誰かしら仲間に会える、京都や名古屋の普段行けないお店のご主人にお会いできるということの理由で出かけているのですけどね。

都内へのお出かけです。まずは東博の正倉院展です。この週末で終了です。さしたる混雑もなく、見るべきものを見ることが出来ました。でも東京でやる各種展覧会は(言いたくないけれど、やっぱり言う)身勝手というか傍若無人の存在があって、鑑賞の気分が削がれます。今日も背の高い御仁たちが、展示品や映像の前列に立ち、背の低い方の鑑賞を妨げる場面を多数目撃しました。自分さえ良ければそれで良しとする風潮は何時からなのでしょうか。見たいものであっても、混むことが分かっている展覧会に出かけるのは今後は控えようと思っています。残念ですが。
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その後は日本橋に移動してコレド室町テラスの「誠品生活」、三越新館「イータリー」、小伝馬町「錦豊琳」で買い物をして、下谷に移って浅草鷲神社の「二の酉」です。
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神社で扱っている今年の熊手は、れいわ特製ということで、金色の紙を挟んで昨年のものより500円アップのものでした。金色の紙は不要なので、いつもと同じものをいただきたいと申し出たら、「今年はありません」と断られました。という事情で今回は熊手なしです。浅草橋の「大吉」に流れて牡蠣フライを食べようかという心づもりがあったのですが、歩き疲れと人混み疲れ(自分のせいもあるけれど)に音を上げてしまってあえなく帰宅と相成りました。リタイア以降、都内に出るのは自転車仲間や山仲間との酒、長い付き合いの自転車店への顔出し、トイレ協会のお手伝い以外は段々億劫になっています。

11月16日は荒川サイクルフリーマーケットに行ってまいりました。温々とした好天でした。梶原名人のところでブレーキパッドが必要なのでレバーごと、畏友RHさんのところで簡易工具といっても軽量タイヤレバーをそれぞれ破格値で購入しました。目を引いた自転車は、梶原さん作のナベラグEVEREST(非売品)でした。競輪プロユースで長~~いこと保管されていたものです。
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で、帰路には懐かしのロータスヨーロッパスペシャル(JPS塗色ですね)を目にしました。進行方向が同じでしたので後を付いて曲がり、前のクルマがいなくなったところで、耳に心地よいエキゾーストノーストを響かせて見事な加速(激速ではない)で遠ざかって行ってしまいました。
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そして今日です。隣町にある一言主神社の骨董市の日でしたので、昼からノンビリと走り出て、自転車に関するモノはないか、鬼に関するモノはないかと目を凝らしましたが、本日は空振りでありました。
骨董市

帰路にネッツトヨタなるディーラー前を通過中にハッとするクルマが目に入り寄り道。パブリカでありました。2代目の車体でした。パブリカは公募による命名で、パブリックカーから採った車名であると覚えています。外も車内も実に綺麗でした。オーナーが大切に乗っているのですね。自分の自転車もこうやって残っていけば嬉しいのですが、さてどうなるでしょうかねえ。
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朝から気分の良い走りの日。長い付き合いの友人が隣町でやっている珈琲専門店に行ってみました。お店の名は「珈和」(常総市水海道)です。
32464189_2319398230_231xga珈和

こう言ってはなんだけど、鄙には希な(私にとって)美味い珈琲を飲ませてくれます。少し想い出をたどると、在りし日のカロッツェリア・オミノの小美野さんがこの界隈(茨城県南)には珈琲店がないというので教えた店です。あの彼が、飲んだ後にフッと口許に笑みを浮かべた店です。その当時は水海道市役所の直ぐ裏手にありました。それはそれとして、今や鄙のほうが、まともな味が残っているように思われてなりません。一番好きな珈琲は、足利にあるカフェ・ド・フルカワです。脱線しました。言うほどまともな味を知っている訳ではないです。

さて、昼頃から出たので大回りは出来ません。途中鬼怒川土手上道を通りました。川に面した土手ではなく、間に耕作地やグランドや駐車場を挟んだ内土手の上の道です。今度の台風は性悪です。時間が経っても痕跡どころではなく、つい数日前に襲来したかのようです。土手斜面の中腹の筋から下(色が変わっている部分)は濁流が置いていったものです。

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自転車は視界が広がる。いろいろなモノが目に入る。気付きも多い。考えることも。

その前、珈和に向かうときにトップチューブのヘッド寄りになにやら黒いものがユラユラ動いていました。何かな?と思いつつも放置しておいての帰路、しばらく走り写真を撮るために自転車をとめて眺めると、ヘッドチューブの後のユラユラは蝶でした。フロントバッグはあるし、ヘッドチューブの後ですから走っていても風は当たりません。楽チンでしょうね。自転車の友人が「これこそ無賃蝶車」と旨いことを言いました。30km以上ココにとまっていました。家に戻ったところで我が家の狭い庭にヒラヒラと飛んでいきました。
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魚沼で手に入れてきた酒。平野杜氏モノは塩沢の金澤屋酒店のみの取り扱いで他所では入手出来ない。こういうのには弱い。金澤屋の番頭さんから「まず間違いない上物」と聞かされた。その酒蔵は「越の誉」。好みの青木酒造「鶴齢」との飲み比べが楽しみ。間に鎮座する「礎・いしずえ」は自転車仲間からのいただき物で、佐久・黒澤酒造自慢の生酛造り「甘酸辛苦渋」五味調和酒。純米吟醸なれど温燗、上燗でもいける。まさに今からの酒。もうたまらない。おのおの方、秋の夜長は米の酒だ!湯上がりビールはあってイイけど。74524234_1393102650838890_3004930450822004736_n

久しぶりの書き込みです。毎年今頃、高麗・巾着田で「4サイドミーティング」というグループメンバーでキャンプをしています。4サイドというのはキャンピング自転車の形からきています。前後車輪の両側に大きめのバッグ計4コを装着して長旅をする自転車のことです。下は去年の写真です。
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現地集合ランとしていて、自転車であるいはクルマで巾着田に集まり、飲んで食って、サイクリングと自転車と仲間の話に興じるという集まりです。クルマで来る仲間であっても、自転車は必ず持ってきて、キャンプ準備の始まる前と翌日には高麗の里を走ります。埼玉東京神奈川のメンバーはほぼ全員が自宅から自走ですが、茨城栃木千葉メンバーはカーサイクリングです。

さて今秋です。うち続く台風害で、巾着田のキャンプ場は使えなくなってしまいました。復旧には来春まで掛かるそうです。で、予定していた日時にポッカリ穴が空きました。何処に走りに行こうか。近辺を走り回るだけにするか、ちょっとばかり元気を出して、北茨城まで鮟鱇鍋を食べに行こうかと思案していました。そんなところに4サイドミーティング首謀者で益子の陶芸家である大高さんから北浦を走りませんかのお誘いが飛び込んできました。一も二もなく即決定です。

昨日のこと(9日)、朝からイソイソとして、いつもより早く目が覚めて、待ち合わせ場所の「道の駅いたこ(潮来)」に向かいました。
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9時前に落ちあい、さっそくコースを打ち合わせ、サドルに跨がり出発です。絶好の自転車走りの陽気です。少し風が残っていて、北浦湖面にはさざ波が生じていますが、走りにはまったく影響のない風です。暑くなく寒くなく爽快です。
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湖岸のレンコン畑では収穫が始まっておりました。畑といっても水深は首したまで達するところがあるそうです。畑って言い方は変ですかね。3月末まで穫り入れが続くそうで、寒風吹きすさぶ中での作業は泣きたくなる辛さだそうです。
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こんなふうに小休憩を繰り返し、農家の方の作業の邪魔にならない程度お話を伺って、先に進みます。北浦大橋を過ぎ、行方大橋まで行ってから左岸(北浦の東側)に移り、今度は潮来の鰻屋さんを目指します。
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昼の営業時間中に着かないと食べ損なってしまいます。でも長年自転車を続けてきたオッサン二人旅、慌てることのない走行ペースで目的の場所に向かいました。ちゃんと鰻屋さんの昼営業の最終の客としてユトリをもって滑り込みました。サイクリングのお客には肝焼き1本お付けしますという有り難いサービスがありました。潮来の「錦水」さんです。ふっくらウナギの“坂東太郎”を味わい、道の駅いたこに戻り、また走りましょうとの挨拶を交わして家路につきました。
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